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Oblivion 第028話 スキングラードに家購入~負担の軽減 

これは前回の「妄執」と並行して行われていた出来事。

スキングラードの街で売りに出されている物件を見た。
結構いい建物だ。ここを拠点の一つにしようか。
ええと、権利書を持っているのはシャム・グロ=ヤラグ氏。スキングラード城で執事をしているそうだ。
思い立ったら吉日。日が傾きかけているが城に向かう。

大広間で執事を発見。
まずは自己紹介や雑談などで好印象を与えた後に、あの物件を購入したい旨を伝える。
「伯爵の代わりにご説明いたします。荘厳なお屋敷であるローズソーン邸には、現在のところヴァンドラレン・トレバティアス様がお住まいになっております」
「これ以上の物件が売りに出ることはございません。場所は正門を入って直ぐの所。聖堂に続く橋の近くです」
価格は25,000ゴールド。よし即決で買った!
「権利書を作成させます。鍵をどうぞ、家は門を入って直ぐの所、聖堂へ続く橋の近くです」
「ヴァンドラレン・トレバティア様の事はご心配なく、立ち退いて頂きますので。彼の事ですから、新しい家も簡単に見つけるでしょう」
「ああそれから、彼の持ち込んだガラクタは全て廃棄しておきますので、どうぞご心配なく」
「コロヴィア商店に行けば、ガンダーが新居にぴったりの見事な家具類を何でも用意してくれますよ」
家の鍵を受け取り、足早に新居へ向かう。
途中でヴァンドラレン・トレバティアとすれ違ったのには驚いたが。



地上3階、地下1階のその建物に足を踏み入れる。
思った通りの良い物件だ。
さて、建物の中を見てみるか・・・

入って正面に暖炉があり、脇に地下室への扉がある。ただ、その扉に補強された形跡があるのが気になる。地下は後回しだ
左側には大きなテーブルとイスが1つあり、2階へと吹き抜けになっている。食堂だろう。
2階は廊下と階段、そしてバルコニーへの扉だけだ。バルコニーからは街の通りが一望できる。
3階は大きな部屋になっていた。ここへの扉も補強されていた形跡があった・・・
この部屋にはベッドだけしかなく殺風景だ。コロヴィア商店で家具を買わないことには生活もままならないだろう。
最後に地下室を覗く。もちろん何も無い・・・やたらニンニクがぶら下げられているのは気になったが・・・

すっかり日も落ちてきたので、今日はこのまま就寝。
明日コロヴィア商店へ向かおう。


コロヴィア商店で主人のガンダーに家の家具について相談すると、いくつかのプランを提示してくれた。
えーと全部頼むといくらになるんだ? 家が1件買えますけど・・・
ん? 【家の召使区画】。そうだな、不在の時に管理してくれる者がいると助かりそうだ。
【家の召使区画】を含めたいくつかを購入した。残りは金を貯めてからね。
そう言えば誰を雇おうか・・・と思案すると、さっきから店内をウロウロしている女性が目についた。向こうもこっちに気付く。
「失礼します。ローズソーン邸に召使い区画をご購入されたそうですね。そちらでお雇いになる召使は、もうお決めになりました?」
「150ゴールド頂いて雨露までしのげるなら、どんな事でもさせて頂きます」
「いえ、その・・・家事のお手伝いをするという意味ですからね」
他にあてもないし、ここは彼女を雇おう。
「どうもありがとうございます! すぐ引っ越してまいりますね!」
そう言って彼女・・・エイジャは出て行った。

そうそう、街を歩いて気付いたのだが、扉が補強されている建物が多い。これは一体?


第三紀 433年 黄昏の月 3日
クエスト【負担の軽減】 完了



約1週間ぶりにスキングラードへ帰ってきた。
グラシアスの一件が片付くと、街を出てトレジャーハンティングをしていたのだ。
そう、我が家・・・ローズソーン邸の家具を新調する為の金を稼ぐ為に。
大金を手にコロヴィア商店へ向かうと、残りの家具を全て購入する。

さて、久しぶりに我が家で一眠りして、次のプランを考えましょう。


第三紀 433年 黄昏の月 15日
クエスト【スキングラードに家購入】 完了

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Oblivion 第027話 妄執 

スキングラードの街中を歩いていると、突然声をかけられた。
声をかけてきたのはウッドエルフだ。
「ここでは話せない、人目がある。深夜に大聖堂の裏に来てくれ。誰にもつけられるなよ、時間を割く価値はある話だよ」
それだけ言うと、どこかへ消えていった。
何だ、アイツ・・・
少し気になったので、深夜に指定の場所に行ってみよう。



深夜。
大聖堂の裏手で待っていると昼間のアイツがやってきた。
「おお、来たか。尾行されてないだろうね? よし、あんたは信用できると思ったんだ。街のヤツらは誰も信用できない。みんなグルなんだ・・・皆で私を監視してるんだ」
は? おい、頭大丈夫か・・・それって被害妄想ってやつじゃないのか?
「そうそう、あんたにやってもらいたい事があるんだ、金は払うから。あんたも金好きだろう? 沢山の金だよ」
金!? 今、金が必要なんだよな・・・
「だが問題がある。私は尾行されてるんだ。監視だよ。多分、マルカーティの選ばれし者だろう。わからんがね、ヤツらにとって私は危険なんだ。知りすぎたんだよ」
「あんたに調べてもらいたい人物がいるんだ。私を尾行している奴らだよ。あいつらを監視するんだ。どこへ行って、誰に報告しているのか探ってくれ。やってくれるか?」
うーむ。この被害妄想野郎の依頼を受けてよいものか・・・
尾行だけなら問題ないか。この街の地理を知るのにも良さそうだし。
ああ、力を貸そう。
「いいぞ、後悔はさせないさ。金はいっぱい払うからな。報酬の話はもうしかた?」
「最初の人物はベルナデット・ペネレスだ。私の家に午前6時に来てくれ。彼女が私を見張っているはずだ。その後にあの女がどこに行って、誰に報告しているか探ってくれ」
「明晩またここで会おう。それと、絶対に人前で私に話しかけないでくれ。ヤツらが見てるからな。あんたが私の手伝いをしていると悟られてはいけないんだ」
彼女の家の場所は?
「彼女の家は大聖堂の南西。私の家から道を挟んで、ほぼ正面にありますよ。偶然でしょうか? まさかねえ」

そうして私たちは別れると帰路についた。
朝も早い事だし帰って寝ますか。


早朝5時起床。
準備を整えるとベルナデット・ペネレスの家へ向かう。尾行という特性を踏まえて、鎧は着用しない。一応、剣は護身用に持って行く。

6時半、自宅を出発。大聖堂へ向かう。
7時、大司教とグラシアスについて話をしてから大聖堂を出る。
8時、西門から街の外へ。その後はブドウ園で農作業開始。
11時、農作業中断。馬屋「感謝の道」裏手の小屋で昼食。
13時、街へ戻る。
14時、自宅裏手でワイン作り開始。
19時、作業中断。その場で夕食。
21時、帰宅。

自宅裏手で作業していたのだから、夕食くらい自宅で取りなさい・・・と思う。
それから一つ判った事がある。彼女はタミカのワイン製造に従事しているようだ。
さて、私も食事をしてから大聖堂裏へ行きますか。

夜風に当たって酔いを覚ましていると、アイツが来た。
「それでベルナデット・ペネレスを見張ってくれたんだな? あの女、確かに私をつけ回して監視してただろう?」
もちろん彼女は監視なんかしていない。が、コイツが何を考えているのか気になるので、アンタの監視をしていたと報告する。
「やっぱりな、思った通りだ。よくやってくれた、心配せずとも報酬にボーナスを付けるよ」
では報酬を頂きましょう。
「ああ、金だろ。さあ受け取ってくれ。だが他にも調査して欲しい人物がいるんだ」
今日一日だけでも、恐ろしく暇だったのにまださせる気か? まあいい、もう少し付き合ってみるか。
「トウティウス・セクスティアスを知っているか? 一見害のない大人しい男だが、私は突き止めたんだ。ヤツは容疑者の一人だよ」
「まったくもってズル賢いヤツだよ。抜け目がなくて、私が見張ってる事にも前から気付いてるようなんだ。そこであんたの出番ってわけさ」
「ヤツの家の外で待ち伏せして、ヤツが私を監視していないときに何をしているのかを探るんだ。明日に晩になったら、ここに来て報告してくれ」
トウティウス・セクスティアスの自宅はどこだ?
「下の門と東の橋との間にある、大きな家に住んでいます。それも独りで・・・何だか不審だと思いませんか?」


今日も5時起床。
身支度と整えるとトウティウス・セクスティアスの家へ向かう。

9時、自宅を出発。スキングラード城へ向かう。大広間で雑談。もっぱらグラシアスについて会話していた。
14時、城を後に。
15時、街へ戻り、帰宅。
16時過ぎ、外出。
17時、西門から街の外へ。馬に騎乗し周辺を散策。
21時、馬を置き去りにして街へ戻る。その後、帰宅。

流石に、城内での尾行は厳しいものがあったが、執事とある件で知り合いになっていたのが多少なりとも幸いしたようだ。
今日は、ほとんどの時間、豪雨に打たれていた・・・報告が終わったら暖炉で温まってさっさと寝よう。

報告の為に大聖堂裏へ向かう。
先にグラシアスが来ていた。私の姿を見つけると近づいて来る。
「トウティウス・セクスティアスの調査報告を聞かせてくれ」
ベルナデットの時と同様に、監視していたと答える。
「私はやはり正しかったんだ! あんたは実によくやっているぞ」
では、今回の分の報酬を頂きますか。
「さあ、どうぞ。本当によくやってくれたな。ただ、もう一人だけ調べて欲しい人物がいるんだ」
まだ居るのか・・・
「ダヴィド・スリリーを知っているか? そう、かの有名なスリリー兄弟のブドウ園だよ。地元の有力者さ。あいつを疑う者なんて誰一人としていない」
「この陰謀の首謀者にはうってつけの隠れ蓑って訳さ! ヤツはいつも私の家を見張ってるんだ。すぐにわかるさ」
「ヤツは毎朝早くに家を出る。ヤツを見張って私に結果を報告してくれ。わかってるだろうが深夜にな。ヤツに見るかるんじゃないぞ!」
ダィド・スリリーの自宅を聞き出す。
「スリリー兄弟の家は私の家のすぐ隣にあります。大きな家で、私の動きを逐一見張れる便利な裏庭があるんです」
今度はあのワイン作りで有名なスリリー兄弟ですか・・・


今日も5時起床。
準備を済ませるとダヴィド・スリリーの自宅へ向かう。

6時半、自宅を出発。西門から街の外へ。雑談(グラシアスについて)の後、自分の所のブドウ園で農作業。
12時、帰宅。
15時40分、自宅を出発。ブドウ園へ戻り作業再開。
20時、作業中断。馬屋「感謝の道」裏手の小屋で夕食。
21時、食事後、帰宅

報告の為にいつもの場所へ。
グラシアスがやって来た。
!? 今夜は背中に斧を背負っている。これは気を付けねばなるまい。
私の姿を見つけると、
「それで、ダヴィド・スリリーについては何かわかったか?」
前の2人と同様に、「監視されている」と答える。
「これで全部繋がった・・・そうとも、これでみんなが繋がった。さあ、これが最後の仕事だ」
最後の仕事? 気になるが、その前に報酬を頂く。
「さあ、約束の金だ。私は借りにはオマケを付けて返す男なんだよ。最後の・・・仕事が・・・そのメモに書いてある。やってくれたら、もっともっと沢山払うぞ」
そう言ってグラシアスは去って行った。

渡されたメモ・・・【死の名簿】を読む。
!?
これは・・・私にあの3人を殺せと?
被害妄想もここまで来たか・・・
私が尾行した3人や、他の住民がグラシアスの事を話題に出すのも納得した。
しかし、これは私のするべき仕事では無いし、これ以上は私ではどうにもならない。
明日、衛兵に一部始終を話し、彼らに任せよう・・・


大聖堂前の広場で、この町の衛兵隊長ディオンを見つけ、グラシアスについて話かける。
「あのプッツン野郎の事で何か話しでもあるのか?」
彼を捕らえる必要がある。
「何故だ? あいつが何をしたんだ?」
ディオンに【死の名簿】を見せる。
「クソ! ついに完全にイカレたか! 情報に感謝するぞ。さあ、後は我々衛兵に任せておくんだ」
そう言うとディオンはグラシアスの元へ向かう。


第三紀 433年 黄昏の月 7日
クエスト【妄執】 完了



グラシアスはディオンの姿を見ると、斧を構えて襲いかかってきた。
それを見た他の衛兵も加わって戦闘になる。
短時間で勝負はついた・・・その場にグラシアスの亡骸を残して・・・
衛兵達が去ると、グラシアスの遺体から彼の自宅の鍵を抜き取る。彼の自宅に行けば、イカレた原因が判るかもしれない。


地下室でグラシアスのメモを見つけた。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6枚のメモを読んだが、理由までは判らなかった。
ただ、一つだけ言えるのは、奴はイカレた被害妄想野郎という事だ。

新参者である私の3日間と引き換えに、街から問題児が消えた。
この街にとってはプラスになった事だろう。

Oblivion 第026話 【デイドラの秘宝編 03】 ヴァーミルナ 

帝都エルフガーデン地区にある「ルーサーのボーディングハウス」で、主人のルーサー・ブロードと話をしている時の事だった。
「近場にあるデイドラの祠? 2つほど知ってますね。帝都の北、ブルーマの南。白銀の道の東に、メファーラの祠があります」
「帝都の東、レッド川の頭付近に、ヴァーミルナの祠があります」
そう言って、地図に印を付けてくれた。

ふむ、今回はヴァーミルナの神像でも拝みにいきますか。



シェイディンハルとウラセク砦の中間点辺りで道を外れ、湖の方へ向かう。
やがて湖が見えると同時に神像も見えた。
神像の足元には他と同様に信者が集まっている。その中の一人に話し掛けてみる。
「影の家に足を踏み入れる身の程知らずは誰だ? ヴァーミルナ様に何の用だ?」
「ここではヴァーミルナ様を信仰し、真の霊験を頂けるよう祈りを捧げている。何の用でここに?」
ヴァーミルナと話をしに来た。
「ヴァーミルナ様とお話するには、【黒魂石】を供物として捧げる必要がある」
これまた手に入れにくい物が必要とは・・・
幸いにもどっかの死霊術師から失敬したものがある。今は使う予定もないから別にいいか。
神像に近づくと【黒魂石】を捧げた。

ヴァーミルナ様は悪夢がお好きなようで・・・
今回のご依頼は「アルクヴェドという魔法使いに盗まれた宝珠を取り返してこい」というものだ。そのアルクヴェドは近くの塔に住んでいるらしい。
簡単な依頼に見えるが、わざわざ私に頼むくらいだ・・・何かとんでもない事になってんじゃないのか?


アルクヴェドの塔。
塔と名乗ってはいるが砦にしか見えない。塔なら上に登っていくのだが、ここは逆に地に潜っていくんじゃないのか?
入口付近にいくつか死体があるのも嫌な予感がする。

最初の部屋。
中央にテーブルがあり、食器が並べられている。また、壁際には高価なワインや、書物が置かれている。

2番目の部屋。
何もない・・・だが妙な違和感を感じた私は天井を見上げる。
は? 天井にテーブル?
よく見れば最初の部屋と同じ調度品が、同じ配置で天井に張り付いている。
ここは最初の部屋を上下逆さまにした所だ!
何なんだ。この塔は・・・

3番目の部屋。
炎の灯っている燭台のようなものが2つ配置されている。
さらに厄介な奴もいた、デイドロスと炎の精霊だ。
地形を利用して2体1にならないように戦う。

4番目の部屋・・・って部屋じゃない。なんだかよく判らないが、もの凄く巨大な空間だ。
目の前は断崖で、下の方はまったく見えない。落ちたら間違いなく死ぬだろう。
そんな中、前方の闇に向かって1本の細い橋が伸びている。
足を踏み外さないように、ゆっくりと橋を渡り始めた。

奥の扉を開けると、人工的な建物の内部だった。
そこは沢山のクランフィアが徘徊している為に、武具の消耗が激しい。
さらに奇妙な部屋も見つけた。
テーブルやベッドなどが置かれている部屋だが、サイズがどれも巨大! どうなってるんだここは?
他にも開けると別世界のような溶岩地帯へ続く扉などもあった。下の方に足場があり、怪我をしながら飛び降りると別の扉を発見する。そこを開けると、先程の巨大サイズの調度品部屋が・・・

どんどん奥へ進む。
部屋の中央から魔法が飛んでくる部屋(しかもニセの扉まで完備)。
沢山の死体がぶら下がっている巨大な空間。
いたる所に死体とデイドラの化物だらけの通路。氷の精霊2体とクランフィアに同時に襲われた時は死ぬかと思った・・・
そう言えば何処からか寝息の様な息遣いが聞こえてくる。


ようやく、ベッドの上で死んだように眠っているアルクヴェドを発見した。
テーブルの上には例の宝珠とメモのようなものが置いてある。
メモを読む。ヴァーミルナの世界に行きたいが為に宝珠を盗んだのか?
メモの近くにはくしゃくしゃになった紙片がある。その紙片には震える手でこう書かれていた。『この身をここに横たえ、闇の中で死を待とう』
アルクヴェドの身に何が起きたのか・・・考えるのはやめよう。ヴァーミルナの怒りを買ったという事だけで十分だ。
宝珠を手に取ると奥の扉から外へ出る。そこは塔の入口付近だった。
こんな所に出入り口があったのか・・・

帰る前に、ここの主は起きる気がないようなので、最初の部屋にあった書物やワインを頂く事にした。
こんな所にあっても宝の持ち腐れだしね。


ヴァーミルナに宝珠を返すと謝礼として【堕落のドクロ】という杖を授けてくれた。
こうしてデイドラ達から信頼を得ていって、何処に向かうんだろう・・・私って。


第三紀 433年 黄昏の月 1日
クエスト【ヴァーミルナ】 完了



しかし、絶対にアレって塔じゃないよね・・・

Oblivion 第025話 【デイドラの秘宝編 02】 シェオゴラス 

あれを見つけたのは、ブラヴィル~レヤウィンの中間地点を散策していた時の事だった・・・
それは神像の一つだった。デイドラの名は・・・シェオゴラス。
ああ・・・【エヴァースキャンプの杖】を作った、あいつか・・・あまり関わりたく無いな・・・
とりあえず、近くにいる信者に話し掛けてみる。
「ここか・・・違うか? この場所か・・・違うか? 乱心の森へようこそ。旅の方・・・もしくはどっか行けってんだ。誰にもわからない・・・その時が来るまでは!」
頭大丈夫か? コイツ・・・
「そこでウッドエルフを殺して食べたけど気持ち悪くなった。吐いたらシェオゴラス様が出てきたから良かったけどな。生贄を捧げるのか? 腕か脚なんてどうだ?」
なんてヤバそうな奴・・・などと思いながらシェオゴラスを呼び出す方法を尋ねた。
「ならば、祠に歩み寄るといい」
「もちろん、目に見える形じゃ出てこないぞ。雨が降ってないからな。神様は雨がお好きなのだ」
「でもって供物が必要だからな。【小魂石】が一つ、【レタス】が一個、【毛糸】が少々あれば足りるだろう。そうとも、シェオゴラス様がお望みなのはまさしくそれだ!」

あまり乗り気ではないが・・・供物を捧げてシェオゴラスを呼び出す。
シェオゴラスは物騒な冗談を言っているが・・・冗談に聞こえない。
で、シェオゴラスは私に「退屈だから、ボーダーウォッチの集落へ行って、そこに住んでいる呪術師にクシャーラの預言について尋ねてみろ」と言ってきた。
はいはい、貴方の退屈しのぎに付き合いますよ。



その集落はウォーターズ・エッジから真西へ行った所にあった。
シェオゴラスの言うように平和そうな集落である。さて、まずは指示通り呪術師を探して話を聞いてみよう。
「ボーダーウォッチへようこそ、旅の方。歓迎しますよ。私はリバッサ、ここに住む者達の呪術師です」
クシャーラの預言について尋ねてみる。
「クシャーラの預言をご存知とは驚きだな! 学者か何かでらっしゃるとか?」
そうです。旅の学者です・・・戦士の格好をしていますが。
「先祖代々、ここでの我々の暮らしが終焉を迎える日について、語り継がれてきたのです」
「曽々々祖父のクシャラートが預言したのです。神々から3つの兆しが、この世の終わりを告げるだろうと」
3つの兆しとは?
「何事にも信頼が大事。信頼できる者にしか話すことはできない」
またか・・・では、いつものごとく会話をしながら信頼を得ますか。
軽く脅迫などを織り交ぜて会話を楽しむ事ができた。さて、もう一度尋ねてみるか。
「預言された兆しは次のようなものだ。最初は害獣の蔓延だ。街を疫病をかかえた生き物だらけになるというものだ」
「ネズミの事だろうな。考えるだけでおぞましい。見かけた場合に備えて、いつでも駆除剤を用意してある」
「次は飢餓の蔓延だ。家畜が理由も無く牧場で死んでしまう、というものだ」
「牧場には羊が6匹だけいるが、十分に面倒をみているからな」
最後の3つ目は?
「恐怖の蔓延・・・これについて話したくない。余所者にはな。それ以外ならできるだけ答えよう」

シェオゴラスは、その預言を実行に移せとご所望のようだ。
第1の兆候は「害獣の蔓延」か。リバッサは宿屋には大量のチーズが保管されている、と言っていたな。これは利用できそうだ。
日も暮れてきたので宿屋「ボーダーウォッチ」に向かう。


宿屋の主人スザーサにチーズについて尋ねてみる。
「長年の趣味なんです。タムリエル各地から取り寄せてます。珍しい【オルロイチーズ】もありますよ!」
「これほど臭いの強いチーズもありませんね。見た目は地味なのに、天まで届く強烈な臭さですよ!」
「厳重に封をしてあります。料理に使おうものなら、四方八方からネズミが集まってくるでしょうね! 話題作りには最適ですけど」
これだ! そのチーズを失敬しよう。
・・・とその前に保管庫の確認を。うーむ、かなり厳重な鍵が掛けられている。鍵の解除に時間がかかりそうだ。
仕方が無い。主人が眠るまで待つとしよう・・・

深夜11時頃、宿の主人スザーサはカウンター内で眠りについた。目当ての保管庫のすぐ近くで!
恐る恐る保管庫に近づくと懐から開錠ピックを取り出し、鍵の解除を試みる。
鍵と苦闘して、ようやく開ける事に成功した。
うっ・・・なんという臭い・・・予想外に強烈だ。この臭いで起きないスザーサもどうかと思うが・・・
バレないうちに外へ出よう。その時、カウンター後ろの棚に目がいった。
酒類の並ぶ端に鉢植えがある事に気付く。よく見るとそこには【ニルンルート】が植えられていた。
宿の主人、本当に良い趣味をしているよ。などと思いつつ【ニルンルート】も失敬する。
今後、この集落に足を踏み入れる事は出来ないな・・・と思いつつ宿を抜け出す。

強烈な臭いのするチーズを持っているにも関わらずネズミは現れない。臭いを拡散させる為の何かが足りないようだ。
宿の入口から左に目をやると、そこには焚き火に架けられている鍋が目に入った。
それに【オルロイチーズ】を投げ込めば!
周囲に誰も居ないのを確認すると【オルロイチーズ】を放り込んだ。
うっ・・・おえっ・・・只でさえ臭いのに、さらに臭いが強烈に・・・
少し離れて様子を見る。

すると大量のネズミが鍋に近づいてきた。
さらに異変を察知したリバッサがやって来て駆除剤らしき薬品を撒いていく。
やがてその様子を傍観していた私に気付くと近づいてきた。
「見ただろう! 1つ目の兆しを! クシャーラの始まりかもしれん」
「預言の時だ! 破滅だ! おしまいだ! 逃げられるうちに走れ、旅の方! 逃げるんだ!」
警告するとリバッサは去って行った。

大量のネズミは息絶えていく。
これで第1の兆候は再現できた。次は家畜の大量死か・・・ん? この【ネズミ駆除剤】が利用出来るかもしれない。
周囲に誰も居ない事を確認すると【ネズミ駆除剤】を手に取り、牧場へ向かった。


第2の兆候は「飢餓の蔓延」。家畜が理由も無く死ねばいい。
そこで牧場の中心にある飼い葉おけに、先程の【ネズミ駆除剤】を混入させる。
飼い葉おけのエサをついばみ、6頭の羊が息絶える様を眺めていた。
頭の中にシェオゴラスの声が聞こえてくる。
「ようやった定命の者よ。余は楽しめたと思うぞ。ボーダーウォッチの中央へ行け。それからアヒルのようにうずくまっておるがよい」


シェオゴラスの言葉通りに集落の中央に向かう。
そう言えば3つ目の兆候は何だったっけ?
ああ、「恐怖の蔓延」だったな・・・
今にして思うと、この時私はシェオゴラスの狂気に憑かれていたのかもしれない・・・

集落の中央で待っていると、空が赤に包まれてきた。
そして次の瞬間、空から燃える犬が降ってきた! それも大量に!
リバッサは預言通りになった現実に恐慌状態に陥っている
「この世の終わりだ! おしまいだ! 望みは消えた!」
集落の住民達は、恐怖で混乱状態だ・・・

シェオゴラスの退屈しのぎにはなったかもしれない。
事の始終を報告する為に、神像に戻る事にした。


シェオゴラスはいたく感激したようだ。
何か物騒な言葉を聞いたような気もしたが・・・
気分を良くしたシェオゴラスは【ワバジャック】という杖を授けてくれた。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
怪しい・・・どっかに捨てようかな・・・

しかし、シェオゴラスの信者にはまともな奴はいないのか?
ここにいるのは頭のイカレた奴と、下着姿の女性。それに下半身だけ下着の男。
やはり、このデイドラには関わりたくない・・・


第三紀 433年 降霜の月 30日
クエスト【シェオゴラス】 完了



まさか、その後にシェオゴラスと大きく関わりになろうとは、この時は予想もしていなかった・・・

Oblivion 第024話 【デイドラの秘宝編 01】 アズラ 

シェイディンハルの魔術師ギルドには、トレイヴォンドという名の魔術師がいる。
しかもその魔術師は魔法の苦手なレッドガード! なんとも変わった人物だ。
トレイヴォンドと魔法談義をしていた時だが、ふと話題がデイドラの秘密結社の話になった。
「デイドラ信仰は必ずしも邪悪なものとは限りません。ここからそう遠くないモロウウィンドなどでは、神殿でデイドラを崇拝していたりします」
「アリアス湖への道を街から北上した所にあるアズラの祠。そこのダークエルフの一人が知り合いですが、邪悪だなどとんでもない」



地図を見ながらトレイヴォンドが印を付けてくれた地点へ向かう。
デイドラの信者達に興味を持ったからだ。
雪の降る山中を歩き、ようやく祠を見つける事ができた。
近くにいる信者らしき人に話し掛けてみる。
「ここは聖域です。何の御用でいらしたのでしょう?」
私はここに来た経緯を話した。
「今は暗き時代なのです。人々の心は流言や迷信で毒されています」
「あなたが誠意の証を示して下さらない限り、これ以上はお話できません」
メルス・マリオンと名乗るダークエルフはそう答えた。
ここはいつものように、談笑しながら警戒心を解くしかなさそうだ。

「ここは暁と宵の女神アズラ様を祭っている祠です」
なんとか打ち解けてくれた。
「女神様と言葉を交わしたければ、夜明けもしくは夕暮れに祠を訪れるといいでしょう」
「【発光する塵】を供物として女神様に捧げれば、もしかするとお言葉を頂けるかもしれません」
【発光する塵】は錬金用として丁度、手持ちがあった。後は、この寒空の中、日が暮れるのを待ちますか・・・

日が暮れ始める。
【発光する塵】を神像に捧げてみると、神像から声が聞こえてきた。
このデイドラは私の名前を知っているらしい。光栄だ・・・などと思っていたら女神様は私にある事を依頼してきた。
・かつて5人の信徒が吸血鬼ドラティクとその一味を討伐した。
・しかし彼等も吸血鬼に感染してしまう。
・そして、この5人は自ら荒廃した鉱山に閉じこもった。
・女神様は彼等に死をもって救済したいそうだ。
その依頼、承りましょう。


と簡単に言ったものの、5人の吸血鬼は強かった。
特に近接戦闘装備の連中のときたら・・・ドワーフ装備ならまだしも黒檀装備の奴はやっかいだった。
≪亡霊召喚≫で牽制しつつ、とにかく斬る、斬る、斬る・・・
苦戦しつつも何とか全てを始末する事に成功した。

神像のある場所に戻る。
像の上にある岩には5本の蝋燭が灯されていた。あの5人の救済の意味だろう・・・
これも彼等も苦痛から解放される。
アズラは私に感謝の意を示すと【アズラの星】を授けてくれた。
「汝の成した事は運命の書に記されるでしょう」

私は、雪の降りしきるこの地を後にした・・・


第三紀 433年 降霜の月 27日
クエスト【アズラ】 完了

Oblivion 第023話 死を呼ぶ絵筆 

宿屋「ロクシー」の件を片付けた私は、その足でシェイディンハルへ向かった。
さて、何か面白そうな話は無いものか・・・
(この頃、ジョフリーからの依頼など眼中になかった・・・のはココだけの話)
私が興味を持ったのはサイサンダス家で起こった失踪事件である。
婦人のティヴェラによると、主人のライス氏が突然姿を消したらしい。
ライス・・・ライス・ライサンダス。どこかで聞き覚えのある名前だ・・・
そうだ、思い出した。このシロディールで最高の画家と言われているライス・ライサンダス氏だ。
その高名な画家が消えた・・・ちょっとは面白くなりそう。

「ライスは誰にも邪魔されないように、自分のアトリエに鍵をかけて絵を描く事を好みますの」
「大抵は夕食をとる時と睡眠を取る時は出て参ります。でも2日前は一向に出てきませんでした。最初は私も心配していなかったんですの。時々そういう事もございますから」
「けれど丸1日たっても出てこないので、非常時だけ使うようにと言われている鍵でアトリエに入りました。すると中には主人の姿が無かったのです!」
なるほど、密室からの失踪という事か・・・
婦人からアトリエの鍵を受け取り、問題の部屋へ向かった。

そこはごく普通のアトリエだった。
部屋中に絵が無造作に置かれている。机の上には絵筆やパレットが散乱している。
真っ先に調べてみたのは壁や床、それに天井だ。どこかに隠し扉でもないものかと・・・
しかし、どこにもそれらしいものは見つからなかった。一体何処に消えたのだ、と思案していると一枚の絵が目に入った。
それはごく普通の風景画である。しかし何か奇妙な違和感を感じる絵である。
その絵を調べようと手を伸ばすと・・・



ここは何処だ? なんで森の中に居るのだ?
確かライサンダス家のアトリエで、風景画を調べようとしていたはずだ・・・

近くの木の陰から男が現れると話し掛けて来た。
「君は一体何処から来たんだ? 見たところ『本物』のようだが。そうか、『外』から来たんだな! ああ、ついに助けが来たぞ!」この男がライス氏だと直感した。
「味方に会えたのはこの上なく嬉しいが、実は悪い知らせを伝えねばならん・・・」

彼の話をまとめると・・・
・アトリエにいると、黒い服を着たボズマーが近づいてきて気絶させられた。
・気が付くと、アトリエの扉は鍵がかかったままで、ライス氏の絵筆が無くなっていた。
・その時に一枚の絵が目に付いた。
・その絵の中に、自分が描いた覚えのないものが描かれていた。ヘタクソなトロールのような何かだと思われる。
・そのヘタクソな何かが、襲い掛かってきた。
・あのボズマーは絵の中に飛び込み、【真画の絵筆】を使って自分の身を守る為に、あのヘタクソな用心棒を描き出したに違いない。いくつか意味不明な部分があるのだが・・・その【真画の絵筆】とは?
「あの絵筆は数年前に、396年のアルネシア戦争で戦った芸術家の所持品から見つかった」
その画家は戦争中に負傷して、両腕が使えなくなったそうだ。だが、絵を描く事を諦めきれず、自分の信奉する女神ディベラに祈願した。女神はその願いを聞き、彼に絵筆を授けた。絵筆の穂はディベラ自信の髪で編まれたと言われているそうだ。
その画家というのがライス氏の父親で、今は亡き父親から譲り受けた、という訳である。
絵筆の由来はわかった。しかし神から授けられたからには只の絵筆ではないのだろう。その疑問をライス氏にぶつけてみる。
「その絵筆を使えば、絵の中に入り込んで絵を描く事ができるのだ」
は?
「絵筆の力で入口を開くと、中でいろいろなものを実物大で描く事ができる」
なんと!
「絵を描くには絵筆を持って、頭に思い描くだけでいい」
なるほど。だからライス氏の描く風景画は非常に緻密なのか・・・納得だ。

で、この絵の中から脱出するには【真画の絵筆】が必要という事か。
「あのボズマーは自分が描いたトロールに殺されてしまったようだ」
「今やバケモノ共は森中をうろついている。わしの描きかけていた場所にもいるはずだ。ボズマーの死体もそこにある」
それが先程の悪い知らせというやつか・・・
「わしは戦士ではないので手伝う事はできんが、このテレビン油を持っていってくれ。役立つかもしれん」
あのトロールはあくまでも絵。それならこの溶剤で薄めてしまえば・・・か。
そうして、この絵の世界でボズマーの死体探しを始めた。


こいつら、ただのトロールじゃない!
耐久力が高い上に再生能力も持っているお陰で非常にやっかいだ。
テレビン油は6個しか貰っていない。万が一を考えて少しは残しておかなければならない。
そこで、奴らが登ってこれない高台から魔法で狙撃する方法をとった。少々時間がかかるが、ブレトンの魔法力をもってすれば倒すことはできる。
高台から高台へ移動して、目的の死体を捜す。

ボズマーの死体は森の外れ、砂漠との境界にあった。
周囲にトロールの居ない事を確認すると、素早く死体を漁る。
あった! 何処かに落しているとか、余計な事を想定していたが見つかって良かった。後はライス氏に絵筆を返せば、絵の世界から出られるだろう。


無事にライス氏に絵筆を返し、彼の描いた扉を通って元の世界に戻る事ができた。
その際、「扉が完成したら君が先に出るんだ、でなければここに一生閉じ込められてしまう」などと物騒な会話もあったが・・・
彼からは友情の証として【器用さのエプロン】を頂く。
それから、この絵筆の事は秘密にしてほしいという申し出があったが、私が快諾した事は言うまでもないだろう。


第三紀 433年 降霜の月 22日
クエスト【死を呼ぶ絵筆】 完了

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