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Oblivion 第003話 魚獲り 

ウェイノン修道院を出た私は、すぐ西にあるコロールの街へ向かった。
そこで、山賊から頂いた装備品を金に換えると一路、帝都へ向かって歩き始めた。
修道院で馬を借りる事もできたが止めた。馬があれば速度が上がるが、その変わりに機動性・・・小回りが効き難くなるし、とっさに隠れるといった隠密性も失うからだ。
ハゲ親父ジョフリーにはクヴァッチへ向かえと言われたが素直に従う事はできない。それが私にとってプラスになるのかマイナスになるのか・・・

帝都へ向かう途中、修道院やコロールへ向かうときに発見した「崩れつつある廃坑」「アッシュ砦」「ニケル砦」さらには下水道脱出後に素通りした「シンクホール洞窟」を探索した。
目的は金と自己鍛錬の為だ。
私は皇帝の最後を見届けた数少ない人間。この先、何が待ち受けているか分からない。少しでも強くなる必要があると、私の本能が囁く。



帝都・商業区で戦利品の換金を済ませると『商人の定宿』で休息を取る。
翌、早朝。宿を引き払うと帝都を出発した。周辺の調査を行う為だ。
目的は洞窟等を見つけ出し、乗り込み、めぼしい物があれば奪い、襲ってくる者があれば屠る・・・それだけ。
言っておくが私は決して善良な生物では無い。

霧の立ち込める橋を渡りウェイ集落に差し掛かった時、早朝の散歩といった風情の男と目が合った。
いつもなら無視して通り過ぎるのだが、どういう訳が挨拶をしてしまった。
男も挨拶を返してきた。それをきっかけに他愛も無い雑談に興じてしまった。
いくらか打ち解けてきた所でその男・エイルウィンは真剣な面持ちで言った。
ある強大な敵と戦い、敗れてしまったと・・・そしてその敵の名は・・・魚の群れ・・・
思わず吹き出しそうになった。だが彼の目を見ると笑うのが酷く失礼だと思い自重した。
「私が貴方に代わり、その敵を打ち倒しましょうか?」

エイルウィンの話をまとめるとこう言う事になる。
彼はある錬金術師に頼まれてルマーレ・スローターフィッシュの鱗を採っていた。
しかし先月、1匹のルマーレ・スローターフィッシュに足をやられ負傷。
漁師を引退をせざるをえない状況だが、もう少し蓄えが欲しい。
すまないが鱗をあと12枚採ってきてくれるか?

私は快諾すると湖のほとりに向かった。


湖に泳ぎだすと目的のルマーレ・スローターフィッシュを探した。
見つけた!
普通の魚より大きい。それに凶暴そうだ。
剣を鞘から引き抜くとルマーレ・スローターフィッシュに向かった。まさか、泳ぎながら剣を振るう事になるなんて・・・
軽く一撃目を繰り出す。
「・・・っう!」
硬質な音がして剣が弾かれた。なるほど、鱗が金に化けるのもうなずける。
手加減抜きで斬撃を繰り出しルマーレ・スローターフィッシュを仕留め、鱗を剥ぎ取る。
あと11匹・・・


悪戦苦闘しつつも昼過ぎには鱗を12枚集める事ができた。
湖から上がり濡れた服を乾かすとエイルウィンの所へ向かった。

エイルウィンに鱗を渡すと彼は大変喜んだ。
「この世もまだ捨てたものではないな」と私に感謝の言葉を述べ、お礼にと【ルマーレの祈り】という指輪をくれた。
この指輪をはめていれば水中でも呼吸ができるそうだ。

私は依頼者と別れると帝都へと向かった。
長時間の水泳で疲れたからだ・・・一刻も早くベッドで眠りたい・・・


第三紀 433年 薪木の月 2日
クエスト【魚獲り】 完了



体がだるい・・・
何だ? ただの疲労とは違う・・・まさか、あの魚・・・

教会で祈れば治るが、生憎、私は教会で祈るという習慣を持ち合わせてはいない。
帝都・商業区に向かうと『ギルデッドカラーフ錬金店』を訪れ【マンドレイクの根】を探した。【マンドレイクの根】は病に効くのだ。
幸いな事に最後の1つを購入する事ができた。
私は『商人の定宿』に向かい、部屋を取ると【マンドレイクの根】を服用し、眠りについた・・・

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